2009年6月16日火曜日

りゅうと過ごした日々

2007年も無事に明け、りゅうばーちゃんのお世話も相変わらずの毎日。

1月5日、眠っていると書斎の方でバタッ、バタッと音がするので
覗くとワンコが起き上がろうとしてはもがいています。

あ、お水かな?と思い取りに行こうとすると突然痙攣しだしてちょっとオロオロ。

夫も来て、二人でさすったり口から出る泡を拭いたり
「どうしよう、病院へ行ったほうがいいかしら?」
「いや、行っても点滴程度だろう。
知らない場所で1人(1匹)で居るのも可哀相だろう」と夫。

前足が冷たくなる、さする、ぽっと暖かくなる。
今度は後ろ足、さする、前足冷たい、さするの繰り返し。
ワンコの足は4本、私の手は2本・・・足りないよーーー

そのうち落ち着いてきたので、抱っこして居間に寝かせる。
お昼頃にはヨロヨロしながらもたくさんお水を飲み
少し食べたのでほっとしましたが、もうあまり長くないかもと
覚悟せざるを得なくなりました。

それから2ヶ月、3月始めに亡くなりました。
最後の3日ほどは寝たきりでしたがあまり手は掛からなかったほうでした。

18歳と10ヶ月・・・大往生でしょう。

最後は抱くようにしていて亡くなったし
やっと「りゅう」も楽になったのだと思うと思い残すことはないのですが、
この子とドライブしたり散歩したりの日々がすごく長かったので、寂しいです。

ワンコのオムツ



そろそろオムツをしたほうがいいのかと
思う日が続きました。

エイヤッと付けると、とてもとてもイヤそうでしたが
外すことは出来ずしょんぼりと座り込んでいました。
ワンコ用のオムツを買ったのは、
ペットシーツを敷いて寝るようになった頃に念のため
用意していたもので、10枚入りで1,000円近くしました。

常時使うようになったらどうしよう?
かなりの出費になるわと思いながら買ったものです。
とりあえず様子を見ていると全く失敗しない日もあり2枚使う日もありました。

前に友人から「ウチは赤ちゃん用を使っているわ」と聞いたことがあったので、
近所のドラッグストアに行きました。
いろいろあって迷ってしまいます。
体重で選ぶのかしら?
それならMサイズで間に合うと思い、人間とは違うかな?と迷い、
何とかなるわと思ってまた迷い、結局Mを買いました。

40枚ほどで1,000円ちょっとでしたか、ワンコ用よりかなり安くホッとしましたが、
尻尾を出す穴の加工が必要です。

内職みたい・・・

毎晩、ワンコを夫の書斎に寝かせてから次の日に使うオムツの制作を
していました。
ワンコ用オムツを参考に尻尾の穴と同じ辺りに印をつけていましたが、
何枚か作ると模様の何個目かにカッターを入れてというふうに
手順も良くなりました。

三角に穴を開けてオシマイ!ではなく、
中を切り取り表面の紙一枚を残しておいて外側に折り曲げてガムテープで押さえ、
中身の高分子吸収体がこぼれ出るのをいくらかでも防ぎます。
こんな事をしていると、まるで夜なべ仕事か手内職のようと可笑しくなりました。

頑張るのよ!

玄関は2階にあるため、抱き上げて階段を降り
外に連れ出すとゆっくりゆっくりと歩きます。
走り回っていたのが嘘のようです。

犬好きの人は多くて歩いているのを見て声をかけてくれます。
「あら、いくつになるの?」 
(2006年の夏でしたから)「5月に18歳になりました」
「あらあら、20歳まで頑張ってね」
「ハイ、女の子ですから成人式にはお父さんに(夫のことです)
赤い振袖を買ってもらいます」と答えて笑っていました。

20歳は無理かな?という思いと大丈夫かもという思い
ワンコは大丈夫でもお世話係りのじいやもばあやも
よれよれかもしれないという思いと・・・

後始末グッズ

粗相が多くなってきました。

犬も≪プライドが傷つくのかな≫と思うような態度を取ります。
床を拭く私のほうを見ないように(失明して見えないのですが)
顔はあちらを向いていても
耳がこちらの気配を探るようにぐりっと向いていたり・・・
始末をしながらも可笑しくて可愛くて笑ってしまいます。

後始末用にと適当に切った布・トイレットペーパー・赤ちゃんのおしり拭き・
ポリ袋などを入れた箱を常に用意していました。

後ろ足の介助に











だんだんりゅうの足が弱ってきました。

前足はまだ大丈夫ですが後足が思うようにならず尻餅をつくような恰好で
へたり込むため、様子を見ながら身体を持ち上げたりしているうちに、
私も腰が痛くなってしまいました。

今すぐにも何とかしないとぎっくり腰の再発になりそうとイロイロ考えました。
レッスンバック・古いバッグの肩掛けのベルトなど使えそうなものを並べて、
胴のベルト状のものを作り、後足にあまり体重がかからないように
少し吊り上げるような状態で連れ出してみました。
何とかこちらの腰も痛まずワンコも少しずつ歩いています。
ヤレヤレ・・・

写真はないと思っていたら娘の携帯に残っていました。
赤いチェックがお似合いでしょう?

悪いのは?










夫とふたり揃って外出はできなくなりました。
りゅうが我慢出来る時間が最大で5時間程、それ以上1人(1匹)に
しておくと危険度が増します。
かといってうろうろして教えるのにオムツをするのも可哀相と
まるで壊れ物のように扱っていました。

ある時、おなかの調子が悪かったのか台所の床にウンチを失敗してしまいました。
夫は気が付かずに踏んでしまい
「踏んでしまった。悪い悪い」と言うので、私は責める口調で
「いや~ねぇ、何故気が付かないの?」と思わず口走ってしまいました。

後日、夫が知人に
「失敗した犬が怒られずに、私のほうが怒られてしまった」と話をすると、
犬好きの知人は
「それはそうですよ、踏んだ方が悪い!」と言ったとかで大笑いしました。

このようにほとんど寝ている時間が長くなりました。
眼も白くなっています。

ついにこの日が

以前から夜眠る時は、夫の書斎に大き目の座布団を置いて
りゅう専用の寝床にしていました。
この頃までは階段に前足を掛けてピーと鼻を鳴らすような声を出すのを合図に
後ろ足をひょいと持ち上げて階段に乗せると、トントンと登っていました。
はずみをつけて欲しいのかしらと思っていましたが、
まだ抱き上げたりはせずに済んでいました。

2004年になって間もなくの冬だったと思います。

まだうっすらと片目は見えていたようですが、15歳半になり
冬の寒さは応えていたようです。
専用座布団に座ろうとしないのでどうしたのかと見るとなんだか濡れているようです。
まさか?と思い触るとやはり湿っぽい!とうとう失禁か・・・と、
でもオムツはまだ可哀想な気がしてしばらく様子を見ることにしました。
取りあえずマットを敷きその上にペットシーツを重ねました。
毎日寝起きには漏れていますが大した量ではなく、オシッコに連れ出す回数を
増やしたりしてオムツを使わずに過ごしていました。

りゅうの介助始まる

その後、眠る時はペットシーツを敷いて過ごして
いました。1年半ほど使っていたでしょうか、ある時
気が付くとお漏らしをしていない日が続いていました。
散歩の時も気をつけていましたから、傍目には目が
不自由だと思われなかったようでした。
近所の犬好きの子どもに「犬に触ってもいいですか?」と
聞かれたときは「ごめんね、だめなのよ。目が見えない
からよく分からなくて恐がって咆えるかもしれないのよ」と
答えていました。

2005年の10月には完全に失明と言われましたが
りゅうはもう17歳になっていました。
全く光を感じないとこうも違うのかと思うほど
モノにぶつかるようになってきました。
それと共に少し怪しくなってきたのがウンチのほう。
歩く姿を見て外に連れ出したり間に合わなかったり・・・

れっくす君と車でお出かけ




2002年頃は、まだ不自由さを感じさせないくらいの行動力がありました。

夫が車の鍵をチャリンといわせると、まずストレッチ
それから「ウォ~ン」と遠吠えのような鳴き声、
さあ早く行きましょうという感じでした。

大体このような感じで運転手を監視しています。
助手席のシーズーは横浜から遊びに来た【レックス君】
彼は友好的なワンコですが、ウチの【りゅうおばさん】は非友好的。
付きまとわれると威嚇していましたが、一緒に車に乗るのは許していたようです。

ウチでは犬をソファーに乗せませんでしたが
れっくすはソファーにさっさと登り威張っていました。

まだ元気で走っている

片方の目は白く濁っていても、もう片方もいずれはと
言われても、特に不自由そうでもなく家の中を移動し
階段も上り散歩もする。
人のいない土手まで車で連れて行き、石を投げると
ちゃんと拾いに走る。結構速い!
それでも今後のことを考えて物の位置は変えない、
えさや水の場所も変えないようにと相談をしました。

白内障の目薬

手術をしないとしても、何もせずと云う訳にもいかず
とりあえずの方法として目薬を処方していただきました。
進行を遅らせる(かも?)という程度で、あまり効果は
期待できないと思いましたが、完全に失明するまでの
5年ほど、朝・夕の点眼が夫の欠かせない日課になります。
私では歯をむき出して抵抗されてしまいます。

おびえて大暴れ

片方の目はまだ見えているが、もう片方は白内障がかなり進んでいるという診断。
ただ、検査をするのに口輪をし、夫が抱きかかえるようにしても
抑えがきかず大暴れをしたため、入院・手術をするというのは
無理と言われました。
がっかりしたりホットしたり複雑な心境でした。

白内障?

2000年秋の初め、側に来た犬の黒目が白っぽく見えます。
何度見直しても白く見える、
夫が「白内障ではないか」と言い、病院へ連れて行くと白内障とのこと。
当時12歳とすでに高齢犬でしたが、連れて行く前に
家族で相談して可能ならば手術をするつもりでした。